ちょっと試してみたかったトイドローンHS161

ちょっと試してみたかったトイドローンHS161

トイドローン買ってみたのでレビューします。

ちょっとだけやってみたいドローン

特にラジコン好きではない私は、ドローンってあったらちょっと触ってみたいなぐらいの興味でした。そんな人も多いかと思います。

チラチラと調べてたんですが、買うには至らずでした。

そんなところでうちの奥さんが、「何か買いたいものない?あとちょっとで送料無料なんだけど」と言ったこと、たまたま小型の(⇐重要)ドローンが1万円以下で売っていたことが重なりついついポチッとしてしまいました。

あとで奥さんから「いくら何でもこんなもの買うとは思わんかった」と言われましたが、これは仕方あるまい。

ということで我が家に初ドローンがやってくることになりました。


Holystone HS161

選んだ理由ですが、畳んだ時に一番コンパクトでしまいやすそうに見えたからです。また、実際にコンパクトだと思います。


プロペラの予備も付いていました

中に入っているものは写真のもので全てです。

本体はどこから見てもシュッとしています。プロペラが本体に収まりただの棒みたいになり本当に納まりが良い。素晴らしいですよこれ。


プロペラつけたまま納まる

それで組み立てていざ飛ばすぞってコントローラーを握ったところでふと思いました。

本体はシュッとしててサッとバッグに適当にいれて持っていけるんですが、このプロペラガードとコントローラーはカバンに適当に入れて置けない。特にプロペラガードなんてすぐ壊れそう。


細いプロペラガード

そんなわけでちょっと専用バッグがあるか調べてみようということで調べたらありました。あり、即、ポチですよ。すぐに買いました。


当たり前ですがピッタリです

全部を専用バッグに納めて満足したところで・・・んん?と凄い事実に気が付いてしまいました。

どうせバッグに入れるんだったらシュッとした本体のものを選ぶ必要は全然なかったのではないか!?もうちょっとほら性能とかそういうものを検討した方が良かったのではないか。懸命な皆さんは初めに気が付いていたかもしれませんが、私は今気が付きました。


飛ばしてみた

家の中で飛ばしてみましたが目視でリビングで飛ばす分には全然問題ないです。この機種にはオプティカルフローポジショニングといって、定位置でホバリングしてくれるような機能が付いているそうですが、初心者だからか結構動きホバリングで停止できません。本気で写真を撮ったりするつもりもあまりないので気にならないですが。

今度はスマートホンにアプリをダウンロードして家の中を空撮してみることにしました。

空撮にはアプリのインストールが必要のようなので早速DL。


こんな感じでスクリーンに表示されます

いやぁ皆さん楽しみですね。空撮。

自分の足元が画面表示されるようにドローンを置いて、離陸!

自分の目の前をブーンと上昇していくドローン。

ちょっと待ってくれ、この毛が薄いオジサンは誰ですか。

最近おでこが広くなってるなとは思ったけど、こんなに禿げ上がっているわけですか。

思わず奥さんに「俺最近こんなにハゲて来てんだホラ」って見せたら「その角度からいつも見てるから知ってる。前からだし

え?知ってたの?衝撃です!と言いたいところですが当たり前ですね。急に突き付けられた事実に気が動転していたようです。

ドローンを飛ばす男性の方は自分の上空で空撮しない方が良いです。残酷な事実を突きつけられる可能性があります。

ちなみにこの後画面を見ながら廊下を飛ばしていこうと思ったらうまくコントロールできずに落下しました。難しいです。

家の壁にぶつかるとあたり方が悪いと壁紙がやられるので十分注意してください。

あと小型とはいえかなりプロペラで風を起こしているので、冷蔵庫の上とか飛ぶとホコリが舞います。奥さんに怒られること必至です。


外で飛ばしてみた

まず外を飛ばす前にドローンについて学ばなくてはいけないので色々調べてみました。



航空法による飛行禁止区域
①空港などの上空
②人口集中地区の上空
③150m以上の上空

これらの地域での飛行には大臣許可が必要だそうです。また、人口集中地区はこちらのサイトで確認できるようです。
地理院地図

この人口集中地区に自宅が含まれる場合は庭でも飛ばせないと理解して問題ないようです。ただし、200g以下のドローンであれば航空法の規制対象外なので上記のことに縛られないようで、庭でも飛ばすことができます。

その他のことについてですが、基本は管理者権限によるところのようです。
道路⇒交通の円滑を阻害する恐れがある場合はNG
他人の家上空⇒NG
河川⇒河川によって様々(管理者による)
海岸⇒海岸によって様々(管理者による)

以上によると、人口集中地区でない公園であれば飛ばせるようです(当然周りに人がいないこと前提ですが)。

そんなわけで外で飛ばしてみましたが・・・・こいつぁー無理だーという結果です。

何がダメなのかというと、機体が軽すぎて風に流されコントロールを失います(機体重量130gですから)。風に逆らうだけの機体パワーもないのでビューっと風が吹いたらそのまま流されます。

そんなわけで200g以下のドローンは基本外で飛ばないと思っておいた方が良さそうです。


まとめ

・200g以下のトイドローンは外で飛ばせない(安定しないので)
・家の中で飛ばすとホコリが舞う
・体育館とかでみんなで撮影するのはとても良い

というわけで、キャンプでちょっと上空から撮影と思っても、凪いでないとトイドローンは飛ばせません。この感じだと一体どうするんだという感じですが、普通にリビングをブーンと飛ばすだけですね。我が家ではドローンを飛ばすと天井付近を飛んで暖気を下に下げるように奥さんに言われます

7000円もしてやっていることは手動サーキュレーターです。

ちなみにドローンを飛ばすための大臣許可ですが、「無人航空機を飛行させる者に関する飛行経歴・知識・能力確認書」を書くことにより大臣許可をとることは可能なようですが、資格があればこの部分を省略できるようです。資格は統合されていないようで大手でDJI、JUIDA、DPAの三社があるようです。DJIについてですが、全くの初心者で資格スクールで飛行経験も積もうと思ったら資格取得費用が20万円くらいはかかるようですが、ドローン10時間以上の飛行経験があればこの部分を省略できるとのことです。アプリで接続して飛行した場合等はアプリに飛行時間が記録され、アプリの表示で飛行経験は免除されるようです。そしてこの飛行経験はトイドローンは飛行時間は含まないので注意が必要です。