キャンプ用調理道具 「鍋(クッカー)」
やはりキャンプ用の調理道具も少なく、必要に足るサイズで小さい方がいい。ということでファミリーキャンプ用とソロキャンプ用を一緒にできないかということで調理道具を整理中です。ちょうどいいタイミングなので使っているクッカーを紹介したいと思います。
先日奥さんが朝起きてすぐに、「あぁ~何やってんだろ」と言っていたので「どうしたの?」と聞くと、「結婚はそんな楽しいことばかりじゃない。楽しいのは今だけ」と星野源に語る夢をみたと・・・。「あぁ~ホントに何やってんだろだね」だそうです。
ファミリーキャンプ用クッカー
ファミリーキャンプ用クッカー
ファミリーキャンプ用とソロキャンプ用が我が家にあります。まずはファミリーキャンプ用から
家の鍋を持って行っても十分だと思いますが、どのメーカーのものでもキャンプ用だとやはりコンパクトにまとまるのが良いです。
色々なメーカーからクッカーがキャンプ用のクッカー出ていて色々と迷うところです。
有名なところだと、コールマン、スノーピーク、ロゴスや鹿番長ことキャプテンスタッグ、それにMSR、トランギア等。
好きなメーカーの物を買えばよいのですが、私はまずは米が炊けるかを考えました。ライスは好きか~♪ジャパンの男なら~♪(Sex Machineguns「JAPAN」)
要するに個人的にはライスクッカーと呼ばれるものがセットに含まれているかが重要なんです。
結果、セットとしてコンパクトに納まりつつライスクッカーがあるのはコールマン、ユニフレームでした。
材料的にコールマンはアルミ、ユニフレームはステンレスを中心としていたので、ステンレスであるユニフレームを選ぶ結果となりました。
ライスクッカー
話は少し戻りますが、ライスクッカーについてです。
当然米を炊くのにどんな鍋でも炊けるのでライスクッカーが必ずある必要はありません。特に火加減がわかる人ならなおさらライスクッカーである必要はないと思います。
しかし、私のように米を炊くのが上手ではない人はライスクッカーがあると便利です。米炊きに大分失敗してきた私もライスクッカーを使ってから失敗をしたことはありません。
ライスクッカーの定義はわかりませんが、使う側として違うのは2点。
・吹きこぼれないフタ形状
・米が付きにくい表面仕上げ(フッ素樹脂加工)
米を火にかけているとフタの端から泡吹いてくるんですが、鍋に立上りがないとこれが全て下に垂れていくので鍋に立上りがあった方が良いです。
鍋のテフロン加工もあった方がこびりつかなくて良いのであった方が良いです。
Fan5 DX
そんなわけで実際に使っているFan5 DXについてですが、セットとしては下記のものがあります。
フライパン:約φ225×50mm
ステンレス大鍋:約φ230×145mm
ステンレス片手鍋:約φ170×90mm
メッシュバスケット:約φ210×110mm
我が家はこれに山ケトル900も一緒にセットしています。フルセットでスタッキングすると収納時に中に何も入れられません。
これ付属の袋はメッシュの袋なんですが、意外とこれが脆くて破れます。
キャンプでほとんど困ることはありませんが、フライパンメインの焼きそば等をこれでやろうとするとフライパンサイズが22cmなので家族4人だと全然サイズが足りません。
キャンプの場合フライパンメインで使う場合は2バーナーに鉄板になるので問題にならないと思いますが・・・。
まとまり具合と使用勝手で奥さんからもFan5に関する文句が出たことはありません。
Fanバケツ
ちなみにオプションのFanバケツなる物を使っていますが、これはちょっと微妙です。我が家ではFan5のセットを出した後、これをウォータージャグの水受けとして使っています。中に何も入っていなくてもある程度自立してくれるので十分にその用途を果たしてくれます。
これをバケツとして使用し、汚れたお皿等を入れた場合ですが、写真のように内側に縫い合わせがあるため、汚れがこの縫い合わせ部分に引っ掛かって落ちない場合があるので気をつけましょう。
しかし、紐が縛れない。引っ張っても閉まらない。現在改良されたかわかりませんが、少なくとも数年前に買ったモデルでは満足にこの紐で閉じることができなかったので注意です。
Fan5のライスクッカー
重要なライスクッカーについて少し紹介をさせてもらいます。
公式ページを確認してみると、フタの重さがポイントなようです。
炊き方は・・・
2.湯気が出て、「カタカタ」とフタが動き出したら弱火にする。
3.弱火に調整し、湯気が出なくなるまで弱火。
4.湯気がおさまったら火からおろし、5分ほど蒸らす。
これを忘れさえしなければ上手く炊けます。失敗したことはありません。
ソロキャンプ用クッカー
私の場合、ソロキャンプも車で行くのでファミリーキャンプ同様Fan5でもOKなんですが・・・欲しいんですよ。ソロのが!というか小さいのが!
オーリック 小型ガスバーナー・クッカーセット
ちなみに学生時代にソロで自転車旅をしていた頃に使っていたのはこれ。
調べてみたらまだ現役で販売されているのを見て驚きました。
鍋にOD缶がしまえるのと、バーナー自体がかなりコンパクトになるし価格も安いしで購入したのを覚えています。当時から小さいが正義だったわけです。
自分の力量不足なんですがこれで米を炊いて上手くいったことがなかったので、前述のユニフレームのライスクッカーを買うまでは米を炊くのが嫌いでした。
ちなみにこのセットの鍋が大問題で、これで米を炊くとなんか米が金属の味になってかなり美味しくないのでこのセットを買う人は気を付けてください。
山クッカー 角型3
これは数年前にソロキャンプ再開時に購入しました。
Fan5 DXと違ってスタッキングしても内部に空間が残るので、米とか適当に入れておくことができます。
チタン製の軽いものもありましたが、山登りを視野に入れていなかったので、角型の袋麺がそのまま入るこれにしよう!というこでこれを選びました。
結局、何か料理しているのでこれで袋麺を食べたことは一度もないんですが、使い勝手も悪くないので後悔はありません。
一応山登りに持っていく人の検討材料ということでそれぞれの重量を測ってみました。
(公式だとバラバラの重量が掲載されていないので)
・フライパン 106g
・大きい鍋 213g
・小さい鍋 152g
フタのかかり具合はこんな感じです。鍋の立上りがそんなに高くないので吹きこぼれることもあるので要注意です。
フライパンはフッ素樹脂加工がされています。当然このフライパンでチャーハンとかは作れません。いや、作れるんですが大した量は作れません。ソーセージ、ベーコン、目玉焼き等のちょこっとした物を炒めたり焼いたりする程度です。
スタッキングしてカッチリ納まるように見えますが、持ち歩くと結構カチャカチャと音が結構します。私の場合、買ったときについていた袋を緩衝材として入れておくと音が鳴らないのでそうしています。
本当にソロで行くときはこれで十分なんですが、友達と一緒にソロでキャンプ行くときにはこれだとちょっと小さいです。
(一緒にソロって意味がよくわからいですが・・・)
それとソロでこれを持っていくときの問題点ですが、ソロで行くと大抵シングルバーナーしか持って行かないので、フライパン、大鍋、小鍋のどれか一つしか火にかけられないところです。
つまり、米炊きしながら料理ができないわけです!
結局私の場合はシングルバーナーの他にポケットストーブを持っていっています。
エスビット ポケットストーブ
大抵は山クッカーの小さい鍋に米を入れて、このポケットストーブで米を炊いている間に、大きい鍋とシングルバーナーで料理しています。
実はこれの付属の燃料を使ったことはありません。理由は二つです。
・燃料が臭い
・煤がでる
偉そうに理由をあげていますが実証していない(使ったことがない)ので真実はわかりません。すいません。
ということで私は100均の固形燃料を使用しています。夏だと100均で買える固形燃料一つで1合の米が炊けます。火加減に注意しなくてもとりあえずつけて置けば炊けます。
冬も同じ方法でやったんですが確か寒いのと風が強いのとで失敗した記憶がありますが、それでもこれで米を炊いていたので燃料を二個セットとかで対応していたのか・・・う~ん、コロナのせいで最近行っていないので覚えていない。
鉄板
ソロだとステーキ肉が多かったりするんですが、BBQやで肉焼くより、山クッカーのフライパンで焼くより、鉄板で焼く方が断然美味しいのでこの鉄板をよく使います。
⇒遊火パンで肉を焼き比べてみた!
キャンプ鉄板買った! 遊火パン
ソロキッチン「FLYFLYGO」
上で紹介した「山クッカー」と「遊火パン」がシンデレラフィットでソロキッチンの「FLYFLYGO」の袋に収まる。FLYFLYGOの袋はきっとこのためにブカブカだったんですね。
⇒ソロキャンプキッチンテーブル FLYFLYGO 広いよ
スバラシ~
まとめ
購入した当時を振り返りながら、今回改めてクッカーを調べてみましたが、登山を含むキャンプになる、家族構成が変わる等のような大きなキャンプスタイルの変化がない限り、ファミリー用もソロ用もこれが不動のレギュラーとして壊れるまで使いそうな気がします。
それくらいよくできたものだと思います。
番外編 ダッチオーブンとスキレット
ダッチオーブンは6インチと10インチ、スキレットは8インチぐらい。
ダッチオーブンの小さいのはソロ、大きいのはファミリー。スキレットは特に意図したところはないんですが、こうやって並べると友達とソロキャンプ行くのにちょうど良さそうなサイズでした。
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