キャンプライターと予備ライターをどうしよう?

キャンプライターと予備ライターをどうしよう?

こんにちは久しぶりのキャンプで小物を色々整理しているふじさんです。

SOTOスライドガストーチ

キャンプ用のメインライターはSOTOのスライドガストーチを使っています。
重量も50gととても軽くキャンパー的にはこれほど便利なライターはなくとても有名です。。


大きくもなく小さくもないボディですが・・・

伸びます

火もこの通り


ライター忘れる問題

こんな素晴らしいライターですが、いつも持ち歩くわけではないので忘れてしまうのです。

そこで予備用のライターをどうしようかと考えるわけですが、予備用にスライドガストーチと同じ電子式を持っても仕方がないので電子式ではないものが良い。

耐水マッチというのも良いのですが、限りがあるので・・・
フリント式ガスライター(100円ライター)はちょっと愛着がわかないので・・・
AQマッチは前に買ったけど芯が燃え尽きた・・・

そこでもとから家にあったもんですがこれです。


ちょっと大きいし

ジッポーを予備用に常にキャンプ道具の中に入れて置こうと思ったのですが、ジッポーのオイルは放っておくと揮発してしまうので、いざ使おうと思った時には燃料切れ・・・。

そんなことにならないためには

キャンプに行く直前に燃料を入れておく!

・・・ってそんなことができたらSOTOのライター忘れませんしー。燃料切れ対策として予備オイルをキャンプ道具に入れるかというと、サイズが大きい気がする。


TRUE UTILITY ファイヤースタッシュ

そんなわけでたどり着いたライターがこれ。


小さいです

あけるとこんな感じ

ジッポーと大きく違うところはキャップと本体の間にOリングがあるので揮発に強いところです。まさに予備用。小さくて常用するにはちょっと不便ですが予備用なので小さい方が良いので目的にちょうど良いです。素晴らしい。また重量も燃料満タン状態で27gと軽いです。

ちなみに3か月以上は燃料補給していませんが着火しました


フリントも交換可能です


予備燃料タンク

いくら揮発に強そうとはいってもやはり予備燃料は必要。しかし予備燃料を市販の缶で持っていくのはちょっと大きい。

ということで小さい予備燃料タンクを探したところ、こんなものを見つけました。


全て英語なので日本版はないかも

この燃料ボトルの容量は8mlです。正確な容量は別として、ジッポー1回補給分、ZIPPO(ジッポー) ハンディウォーマーでいうと6時間分の燃料ということがパッケージ裏面の説明に書いてあります。


説明書(フリントホルダーとマイナスドライバーもついてます)

実際の商品の感じは下記の通りです。


大きさ確認

これくらいの分解具合です

キャップの裏側

揮発もしないようになっています。ちなみに重量は燃料満タンで42.6gです。

===燃料について===
ちょっとマニアックな話ですが、ZIPPOの燃料となっているライター用オイルについて、2006年までは重質ナフサを使用していたが、以降は合成イソパラフィン系炭化水素を主原料としたものに切り替わり、現在ライター用オイルとなっています。(wikipediaより)。
重質ナフサ及び合成イソパラフィン系炭化水素は危険物の等級で言うと第4類危険物第1石油類、現在のライター用オイルは第4類危険物第1石油類と第2石油類になっています。全体として第2石油類に移行していると思います。
1石と2石の違いは引火点にあり、1石が21℃未満、2石が21℃以上70℃未満となっています。つまり以前の燃料の方が低温環境に強いということになります。逆に言うと、現在のライター用オイルは低温環境にあまり強くないので気を付けましょう。


まとめ

ZIPPO一つで55g程度、予備用のライター+燃料で70g、さらにこの予備用は燃料の揮発があまりないこと、サイズを考えると予備用にちょうど良いのではないでしょうか。ただし低温環境に強くないので冬季キャンプや冬登山での予備としないように。