子供にオピネルをプレゼント。そして噂の儀式!?

子供にオピネルをプレゼント。そして噂の儀式!?

小学校3年生になるので危ないものから遠ざけるのではなく、危ないことを知る方が良いと思いナイフをプレゼント。

オピネルナイフ

キャンパーの中では非常に有名なこのナイフ。

なぜ有名かというと、値段が手ごろ、木製ハンドルがオシャレ、切れ味もまずまずとバランスが非常に良い。それにおフランス製。買ってみて人気があるのも確かにと思いました。

オピネルのナイフは種類は公式ページにステンレスナイフ、カーボンスチールナイフ、コロラマ、キッズナイフの4種類があります。キッズナイフは刃先が丸い。コロラマは持ち手がカラフルで革紐がついているステンレスナイフなので基本はステンレスナイフと同じです。つまりキッズナイフを除けばステンレスかカーボンスチールの材質の違いしかないようです。

サイズは刃渡り6cm~12cmで1cm刻みで種類があります。

オピネルナイフ選定

カーボンスチール切れ味はあるのですが錆びやすく手入れが必要なので、子供用には向かないと思い、ステンレススチールにしました。

サイズは悩みました。扱いやすのは#9までという情報が多かったのですが、包丁として使うには#12ぐらいないと難しいかなと思うところ、大きくなっても使えるかなと思うところもあり結局#12にしました。子供の手には大きいと思いますが、慣れるでしょう!ハッハッハ!

8歳に持たせてみたところ

神妙な顔でもうすぐ3年生だからナイフをあげます的な感じで渡し、人に向けないこと、ナイフを使うときはどんな時でもナイフを動かした先に自分の指や体がないことをか確認する。小学6年生までは親のいるところでしか使わないこと。といった基本的な説明をしてとりあえず鉛筆削り。

オピネルナイフ儀式

オピネルのナイフは持ち手の木の部分が水分を吸収すると膨張してナイフの開閉が固くなる。ということがあるようです。

対策として、ナイフを分解し持ち手部分を油につけて木が水分を吸収しないようにするといったことが良く行われているようです。

また、カーボンスチールの場合は紅茶につけて黒錆びを付けることにより錆に強い加工をするといったことをするようです。

この二点がオピネルナイフの儀式と呼ばれているようです。

1. 持ち手が水分を吸収しないように工夫
2. 刃の防錆対策をする

今回はステンレスナイフなので防錆の必要はないので、1の水分対策を考えれば良いわけですね。そこで!耐水対策を考えることにしました。

耐水対策

「木材」「耐水仕上」で検索すると「オイルフィニッシュ」「ニス」「ワックス」が出てきます。一般的なオピネル儀式では亜麻仁油に漬け込みます。この油漬け込みは木工の仕上としてはちょっとやり方が荒っぽいと思いますが、これはオイルフィニッシュの一つだと思います。

ニスは却下として、オイルフィニッシュとワックスの2択。

調べてみたところ、耐水というか撥水性能でいうと「オイルフィニッシュ=ワックス」または「オイルフィニッシュ<ワックス」という情報が多かったことと、それぞれの記事の内容から総合的にワックスを採用することにしました。

ワックスは色々ありますが、食材を切ったりすることも考えて自然に優しい蜜蝋ワックスにしました。

このワックスにはAタイプ(バター状)とCタイプ(マーガリン状)があるのでお好きな方で。ちなみに私はAタイプにしました。というか買ってからこのことを知りました。ハハハ・・・。

AタイプとCタイプがあります。

オピネル分解

まずはロックリングを外すのですが、これは素手で外せるレベルなのでスルッと外します。

工具も力も使わず外れます

そしてここからが難関のピン抜き作業。

目打ちは100均。ヤスリは家にあった

使った道具は100円ショップのこの目打ちとヤスリ。目打ちはピンと同径ぐらいに先っちょを切り飛ばして使います。

ペンチで先を切り飛ばします

ネジ頭側(オピネルのロゴがある側)は触れず、裏側の部分をスリスリと金属ヤスリでピンが入っている穴と同径ぐらいになるように削ります。

削った後は先ほどの目打ちで叩いてピンをたたき出します。途中まで抜けたらペンチで引き抜く人もいるようですが、ネジ頭にペンチ痕が残ると嫌なので打ち抜きます。

ヤスリで削った後打ち抜きます
ピンが外れました

きれいに打ち抜いたと思いましたがピンが曲がっています。多分リベットみたいに打ち込むと思うんで製作段階で多少曲がるんでしょうね。

それぞれのパーツに分解されました

分解した後は先ほどの蜜蝋ワックスをヌリヌリ。刃が収まる細い所も定規を使い塗り込みます。これを4,5回ぐらい繰り返します。1回塗り込んだ後は半日~1日あける必要があるのでこれだけで2,3日必要な作業になります。

ワックス前の状態を確かめるの忘れた

特にいじらなくても結構よく切れるので研ぐ必要はあまり感じませんでしたが、ちょっと刃こぼれというかグラインダーで削ったままみたいな感じがあったので研ぐことにしました。

ちょっとギザギザしてるのわかりますか

とりあえず4000番まで

抜いたピンはちょっと曲がっているので、再度挿しやすいようにヤスリで削ったりして穴に入りやすいように準備します。スルリと入るのも問題なので多少ハンマーでコンコンやらないと入らないくらいの微妙な感じに削ります。

見た目はあまり変わりません

ほぼ見た目は変わりません。刃は研いだので切れるようになっていますが、撥水性はどの程度変わったか分かりません。ナイフの動きは分解する前と変わらない動きです。

完全に自己満足の世界かも・・・

ただ、これだけ手をかけると愛着は沸くので必要性は別にしてやってみて良かったかなと思います。まぁ子供にあげるものなんですが・・・。

加工というか分解の仕方によっては安全ロックに支障をきたす可能性があるので、参考にする場合は自己責任でお願いします。