省エネ焚火では火吹き棒が欠かせない!

省エネ焚火では火吹き棒が欠かせない!

轟轟と焚火しているときは不要ですが、省エネ焚火をしているときは火吹き棒が欠かせません。

火吹き棒

火吹き棒は炎が小さくなってきたときや、焚火の初めに空気を送り込むのに非常に便利です。

使うまでは特に必要性を感じず、うちわであおいだりしていました。しかし一回使ともうこれなしではいられないというくらい便利なので持っていない方は買ってみるのもよいと思います。価格も1,000円前後で安いのでホントにお試しでトライできると思います。

ちなみに我が家は「MAXBOOST Pocket Fuigo」を愛用していました。

無期限保障

しかし、別れは突然やってきました。ある時マックスブーストをポロリと落してしまいました。落した場所が運悪く結構ぬかるんだ土の上。落ち方もマックスブースト君が突き刺さるように落ちてしまいました。それからというもの伸縮させるたびにジャリジャリと砂が咬む音がするようになり伸縮するのに力がいるようになりました。

そしてマックスブースト君は子供に託し、私は新たな相棒を見つけるため広大なネットの海に旅立ちました。

まさかのライター付火吹き棒

毎度のことですが、どこで製造されたのかよくわからないガラクタ的なものをついつい買ってしまうのですが今回も買ってみました!↓前回のやってしまったものたち。

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今回買ったのはこれです!

製造元がパッケージにないところがいい

もともとは火吹き棒の落下事故が発端のため、キャップがついてる火吹き棒を探そうとしたことが始まりでした。まぁキャップがあっても使う際は外すのでここで落としたら同じなんですが・・・。

ちなみに下記のような丸い吹き口と筒先ならば、キャップがない状態で落としてもエッジが丸いので地面に刺さらず、中に土が入りにくい。これは今回の土が入らない火吹き棒という点でほぼ正解に近い選択肢でしたがあえて無視しました。ロマンのために。

両端のエッジが丸い

そうしてキャップ付き火吹き棒を探していると、キャップ部に火打石が仕込んであるものとライターが仕込んであるものを発見しました。火打石付きのものはVargo製と有名メーカーなので安心です。

しかしここはあえてというか、「火打石で火つけるの面倒くさいですやん」ということでライター付火吹き棒の購入ということに!

フリント:火打石
ウィック:火が付くヒモみたいなところ

フリントとウィックが付いているなんてさぞや長く使える品に違いないですね。製造元の自信のあらわれですよ!(パッケージから製造元わからないけど)。ちなみにこの製品はパッケージでは見えない部分に一応「Ribitek 着火オイルライター」と商品名が書いてあります。そこにはパーツ交換の方法等の動画があるリンクが書かれていました。

3個のパーツからなっています

ライターが火吹き棒のキャップを兼ねており、ライターには別のキャップが付いています。それぞれのパーツはネジ式で止まっているのですっぽ抜けて落下することはありません。

ライター部分

ライター部分に燃料揮発防止でOリングが付いているのがなかなか良いじゃないですか。ちなみに購入時はフリントがついていないので自分でつける必要があります。

MAX Boostと比較
伸ばした状態で比較

火吹き棒部分の長さは大きく変わりませんでした。

重さは13g程度の違い

重さも大きく変わりませんでした。説明書がわりにこちらのリンクが貼られていて動画で色々確認できるようになっています。動画を見るとライターの底部分にフタが付いているようですが、私のものにはありませんでした。性能上特に問題になりそうになかったのでスルーしますが、やはりパッケージに製造元が書いてないだけのことはありますね。

ライター付火吹き棒を使ってみた!

フリントをセットし、オイルを投入してちょっと寝かしてからつけてみました。

大丈夫そうです

とりあえず火が普通につくことに安心しました。

ライター付火吹き棒まとめ

購入したことをキャンプ仲間に話したら割と馬鹿にされました。なんというかこの手の物を進んで買うのは確かに自分でも馬鹿だと思いますね。しかし!今回は使える気がする!

真面目なところでいうと、MaxBoostと比べてみると何となく持った感じが微妙なところ、SUSの種類が書いてないことから材質が良くわからないので、しばらくすると錆びてくるなどの問題が発生するかもしれないので即断はできませんがこれは使えるんじゃないでしょうか。

なんというか、例え使えなくても求められているのがただの伸縮する筒(火吹き棒)でライターはおまけなので何があっても大した問題ではないと思っているところです。