初心者がトレッキングポールを購入
コロナ憎しで相変わらずキャンプに行けず・・・使う当てのない道具を買ったり、整理したりしている毎日です。
奥さんが「最近BBQクーデターとか起きてるみたいだししばらくキャンプは無理だね」と言っていました。う~ん・・・もしかしてクラスターのことですかと思いながらBBQでクーデターかと私の頭の中ですごい想像が膨らみました。
目指すはキャンプハイキング
目指すはキャンプハイキング
いつ行けるかわからないキャンプ計画のついでにキャンプハイキング計画をとりあえず立てることにしました。山です山!
ところでハイキングっていったい何だっけ?トレッキングとか登山との違いは何だっけと疑問がわいたのでとりあえず調べてみました。私の感覚的に・・・
ハイキング<トレッキング=登山<登攀(とうはん)
という順番でガチ度が設定されているんですが、一応言葉の意味を調べてみました。
トレッキング:健康やレクリエーションを目的とした山歩き
登山:山に登ること
登攀:登山で、険しい岩壁などをよじ登ること
山行:山に遊びに行くこと(登る必要なし)
(goo辞典検索)
検索結果をもとにするとこんな感じになります。
というわけで私がやろうとしているのはトレッキングですね!ということで形から入る私はまずトレッキングポールを購入、ゆくゆくはツェルトも購入しようかと・・・。
「そんな装備で一体なにするんだ。また物が増える」と奥さんに言われますが・・・安全のためには必要なんです!
どんなトレッキングポールにするか
山について全くの初心者なのでサッパリわからずですが調べた結果、選定のポイントは・・・
収納方法
持った時のバランス
グリップ形状
重量
重量/材質
これは当然軽い方が良い。軽さは当然材質によるわけですが、トレッキングポールの材は主にアルミとカーボンのどちらかです。それぞれは大雑把に下記の違いがあるようです。
よほどハードな使用をしない限り壊れなさそうな感じなのでここは軽いカーボンで!
アルミ
カーボンと比較すると思いが頑丈
カーボン
軽いが衝撃に弱い
収納方法
収納は主に望遠鏡型とZ型の二種類。下記の違いがありますが、より小さく収納できるZ型を選択。
望遠鏡型
平均的な収納サイズは60cm前後。利点は棒状に収納できること。収納サイズが大きいですが、リュックに外付けするのであればあまり気にならないかも。
また、望遠鏡型は伸ばした状態で固定するための機構で、ピンロック、レバーロック等あるのでこの辺りも使い勝手を考えて選ぶ必要がありそうです。
Z型
平均的な収納サイズは40cm前後。収納サイズが小さいことが利点ですが、収納時の納まりがちょっと悪いです。
グリップ形状
I型とT型の二種類。下記の違いの通りで機能的にはT型の方が良さそうですが、収納サイズを考えてI型を選択。
I型
棒状になっているので収納時のおさまりが良い
T型
下り時に体重を乗せやすいので便利。Tの縦棒部分を握ればI型と変わらないので形状としての利点はこちらが優勢
持った時のバランス
これはもう何本かトレッキングポールを使ってきた人にしかわからない違いなのでなんとも言えませんが、普通に考えてポールの重心が先端ではなく手元側にあった方が軽く振れるので手元側に重心があった方が良いのでしょう。ただ、カタログにここまで乗っていないので比べようがありません。
これ以外にもバスケットの交換方法、先端の衝撃吸収機能等色々違いがあるようですが、とりあえずは私はカーボンZ型収納のI型グリップで探してみることにしました。
メーカーと価格
メーカーは・・・
レキ
ブラックダイヤモンド
モンベル
シナノ
こんな感じでした。レキ、ブラックダイヤモンド、モンベルあたりは私でも知っている有名メーカーなんで価格帯は18,000円ぐらいが品揃えが多く、高いのになると30,000円超えもあります。
個人的には勝手に8,000円くらいを考えていたので完全に予算オーバー。
AmazonでZ型の折り畳みのI型グリップを探してみると、アルミ製は3,000円程度から、カーボン製っぽいのは8,000円程度からでした。値段はかなり違うのですが、重さは下記のもので言うとアルミが250g/本でカーボンが200g/本で2本で100gの違いです。
この重量の違いを大きいとみるか、小さいとみるかはあなた次第ですが、値段は倍くらは違うようです。
当然小さいは正義の私はカーボンでなんですが、これで冒頭のメーカーを選んだら18,000円コースです。とは言え、素性のわからないメーカーを買うのも心配で色々探した結果たどりついたのは・・・
グリップウェル ラピッド・カーボン
現行のモデルは楽天では19,800円でした(2021年5月)。2020年4月にモデルチェンジをしたようで、モデルチェンジ前のものが9,000円!
グリップウェルという会社も調べてみると日本の会社でレビューもよさそうでした。商品のタグをみると製造しているのは台湾のようです。
⇒グリップウェル
我ながら運が良いというかミラクルなタイミングで購入することができました。
グリップウェル ラピッド・カーボン
スペック
下記()内が改良されている点です。色々見ていると改良により1本あたり28gの軽量化と記載がありますが、この旧型を測ってみると248g、先端のゴムを外して236gなのでここを基準にしているんですかね。ちょっとよくわからないです。
それにしても調べてみるとカーボン製は大体150~200g程度のものがゴロゴロあることを考えるとグリップウェルのトレッキングポールは全体的に重めであると考えられます。アルミ製の軽いやつでも250g弱のものがゴロゴロあるので、カーボン製(軽量)かつZ型であること重要視するならば、グリップウェルである必要はあまりないのかもしれません。
収納方式 | Z型折り畳み |
---|---|
長さ調整 | レバーロック(スライドロック) |
シャフト材 | カーボン |
グリップ材 | コルク(発泡素材) |
重量 | 236g(204g)/本 |
使用長さ | 100~120cm |
収納長さ | 37cm |
グリップ
グリップのヘッドは圧縮コルクと思いますが、そこら辺で見かける圧縮コルクと比べる接着剤というか樹脂の量が多く、コルクがポロポロ落ちないように気を使ったのかなと思います。
コルクはコルク樫の樹皮を原料としています。圧縮コルクは樹皮からワインの栓等で打ち抜かれて残った残骸を細かく砕いて再度接着剤で圧縮成形されたものです。
圧縮コルクの耐力は使った接着剤と固めた圧力によるところが大きいのです。使っていれば固めたコルクがポロリと落ちることが考えられます。いくらこの旧型のコルクに気を使っているといっても、改良されたものはコルクをやめているので損耗が大きかったのかもしれません。
握る部分は合成樹脂でできています。
ストラップは軽く調整できるがユルユルにならない。また、ストラップの端が太くなっていてストラップが抜けにくくなっています。
長さはグローブつけることを考慮してか、素手だと少し長めに作ってあるようです。
レバーロック
レバーロックはレバー自体をクルクル回してキツさを調整できるようになっています。
ロックを外した状態で引っ張っても最長の120cmのところで止まり、スッポ抜けることはありません。
レバーロック付近に初めから面ファスナーがつけられているので折りたたんだ時にこれで縛ることができます。
ストッパーボタン
ただの〇ではなく上部のみ円弧を切って平にしているため、ストッパーで止める部分が点ではなく線で当たるようになっているので、この部分の耐久性も上がっているんじゃないかと思います。
ストッパーを外すときちょっと伸ばしながら押さないといけませんが、普通の大人なら普通にできると思います。
連結部分
どれも同じと思いますがワイヤーはコーティングしてあるので錆びません。
ジョイントも精度良くガタツキはありません。
バスケット
バスケットは直径4cm。バスケットを一番奥までねじ込んだ状態で先ゴムからバスケットまで65mm。
バスケットにポールをはめる切り欠きがないためポールがうまくまとまらずで残念です。
先ゴムの中に金属のリングが付いていて、先ゴムが石突きにあたらないようになっているため、先ゴムが擦り減らない限り穴が開くことはなさそうです。
収納袋
収納袋は入れ口と底部分は布で中間部分はメッシュになっています。
フタの面ファスナーは先ほどと違って普通のものになっています。
まとめ
トレッキングポールを買うのは初めてですが、色々なところに気を使っていることがよくわかりました。
他と比較したことがないので全て当たり前のことかもしれませんが、全体的に良い物だと思います。
ただ、カーボンという割には重いのがネックかもしれませんが、現行品では軽量化されているようなので、現行品であれば全く問題はなさそうです。
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