利根川でカヤックキャンプ その1
季節が良くなってきたので友達とカヤックキャンプをしてきました。
カヤックを土曜日にするか日曜日にするか悩みましたが、アウトドア天気.jpによると土曜日の方が風が弱いということで、土曜日にカヤックをしてからキャンプで一泊ということになりました。
アウトドア天気.jpが色々な情報があってちょっと便利です。
キャンプ場、釣りのスポット毎、登山、サーフィン、スノボ、ゴルフ、海水浴場等色々なアクティビティ毎の天気を含む情報が載っています。
⇒アウトドア天気.jp
釣りであれば、満干潮時間、日の出日の入り、月齢、波浪、風、気温等。今回は川遊びなので釣りで「常陸利根川」を確認。
初日(カヤック)
初日(カヤック)
9:00に川の駅さわらに到着。
川の駅さわらから出艇する場合は、受付をしなくてはいけないのです。ちなみに無料です。
17時までに帰らないとゲートが締まり車が出せなくなるので気をつけましょう。
朝ごはんを食べながら本日のコースを確認。
もともと2020年10月7日放送の三ツ星キャンプでこのコースを取っていたので、単純に真似してみただけです。
田中ケンさんはサップで行ったためか途中で時間切れとなりあやめパークで終了していました。(通常あやめパークで上陸はできないので注意)
準備
今回は新兵器を投入。
いつも気合で自転車の空気入れみたいなやつで膨らませていましたが、出艇前につかれるので電動のポンプを用意。
こんな小さくて使えるのか心配でしたが、シッカリ使えました。
しかし、初めからアクシデントが・・・このカヤックは底部と左舷、右舷の3気室がありますが、空気を入れると左舷からプシューと空気の抜ける音が・・・
まぁサップを考えれば底の空気が入ってれば沈みはしないだろうということで問題あるけど問題なし
更にカメラを見たらSDカードがなかったりと・・・初めから踏んだり蹴ったりです。
そんな感じで準備を終えたらすでに10:20分。
出艇
出艇直前河辺にカヤックを置いたところ気が付きました。フィンを付け忘れた・・・。
フィンは直進安定性のためということは知りつつも、パドルで漕ぐたびに右へ左へ大きく船体が振られるだけだからちょっとコントロールを細かくすれば何とかなるだろうということで・・・これもOK!(じゃない・・・)
空気は抜けるわ、フィンはないわ、カメラも忘れるわでもはや出直した方が良さそうな中出艇
漕ぎ出しからやはり安定が悪い。左舷の空気が入っていないので左にちょっと沈み気味で左右同じようにパドリングしても左に曲がっていく。フィンがないのもあるのか結構大変。
それが川に出たらさらに安定が悪い。更に左が沈むので姿勢も真っ直ぐ取れずスゴク疲れる。
もうこの辺りで腕が結構シンドイし姿勢が悪いので腰も少々痛んできましたよ。
というところでようやく水門到着。ここで時間はほぼ11:00。
ちなみに素人的に水門も閘門(こうもん)も見た目は同じですが、機能は別で水門は水量調整、閘門は運河のゲートを指すようです。
そんなわけで紐を引っ張り閘門オープン!
ということで人生初の運河航行。
ここまでで結構疲れましたが、初の運河航行に疲れが吹っ飛びました。
運河の通過時間は大体10分くらいでした。
横利根川
川の駅さわらを出たところが利根川。横利根川で連絡し下のマップの上側の大きな川が常陸利根川。この連絡する川が横利根川になります。
閘門を開けたらそこは釣りパラダイスでした。
後で聞いたところ、この横利根川は釣り用に魚を放流しているとのことでした。
そのまま航行していこうとしたら釣り人から「門締めなきゃダメだよー」と言われ門を閉める。
そういえばさっきの運河に入るところの紐を引っ張るところでの違和感を思い出しました。
ここでついでに「釣りしてる人が多いからできるだけ真ん中通ってな」とアドバイスをもらったりしました。
まっすぐ進まない船なので釣り船をよけて航行するのに大分苦労しました。
この横利根川が気持ち的にかなり長く感じる。ザックリ6.3kmぐらい。
この横利根川の中盤あたりから相方がこれは17時までに帰れないと弱気な発言がでるように・・・。
確かにあまりにも時間がかかるので常陸利根川到着が13:00を過ぎてたらもう引き返そうとお話ししながら進んでいたら・・・常陸利根川に12:45に到着。
ここまで来るのに漕ぎっぱなしで2時間半くらい。すでに腕がパンパン。距離はここまでのトータルで8.6kmぐらいなので3.44km/h。大体1.85ノット。
今初めて調べましたが1km/hで0.54ノット(1.85km/h=1ノット)くらいみたいです。
常陸利根川
常陸利根川は水の流れ的に下りなのでちょっとは楽だろうと想像していましたが・・・向かい風。
今度は14:00に加藤洲十二橋到着を目指すということで、船上でサンドイッチをパクパクしスタート。
初めは心理的なところで岸が近い方が良いと岸の近くを漕いでいましたが、あまりにも進まないことから「川は岸に近い方が早いのか、真ん中が早いのか」とか考えたりして、ダクトはセンターの風速が早くなるから川も同じだろうということで真ん中で漕ぎ漕ぎ。
相方が間に合わなさそうだから上陸できそうなところがあれば上陸して・・・みたいなことを言っていましたが「ヘーキ、ヘーキ」とズンズン進みます。
しかしもう一度腕を止めるとまた腕を動かすのがシンドイ。それゆえ腕は回しっぱなし、気持ちはレジャーというより耐久レースみたいな辛さです。
このコースで行こうと思った皆さんに伝えたい。
このコース激シンドイです
ということで何とか次のポイントに14:15到着。目標タイムをオーバーするもここまでくると引き返せないんですけどね。
常陸利根川にでてから4.2kmで1時間半。2.8km/h(=1.51ノット)。
出発からすでにザックリ3時間と45分。全くトイレに行っていなかったので友達が閘門前で上陸しようかと試みたけど沈しそうで降りれなかったとのこと
このコーストイレに行けないので要注意です。
長くなったので続きはこちら
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