つくばねオートキャンプ場(筑波山登山)
小学4年生と小学1年生の子供とキャンプの帰りに筑波山に登ってきました。
最近奥さんが株を始めました。
そんな時に子供たちが「どうぶつの森」というゲームをやりながら「かぶを買いに行かなくちゃ」と言ったもんだから・・・
奥さんが「え!?そのゲームに株のシステムまであるの!?あんた達株の買い方わかるの?」
とか言い出して子供たちも「そんなの当たり前だよ」と・・・
でまた奥さんが「株は安い時に買って・・・」と説明をし出したところで
子供から「かぶ」って野菜の「かぶ」なんですけど・・・と
うちの奥さんハマるとそれしか考えなくなる人なんで・・・
登山口へ
登山口へ
キャンプの帰りに筑波山登山ということで、つくばねオートキャンプ場をあとにして筑波山神社近くの駐車場に止め(駐車場代は500円)登山口へ出発。
今回のコースは白雲橋コース!
(帰りは当然ケーブルカー下山)
ということで白雲橋の登山口へ向かうわけですが、ちょっと迷いました。
迷った原因はこれ。
この橋のたもとから山に登っていくのかどうなのかちょっと迷ってスマホで「白雲橋登山口」を検索。
写真と違うということでもうちょっと先に進み11:30頃に登山口到着。
登山口~白蛇弁天
ガイドを見ると白蛇弁天に近いコース分岐点までの登りタイムは標準20分(0.6km)の様子。
登り始めてすぐに隠し道具のトレッキングポールを出すもすぐに奥さんに奪われる。
⇒初心者がトレッキングポールを購入
白蛇弁天までで大体20分。登り始めなのでみんな意気揚々で登って標準タイム。
ここまでで上の子が先頭を歩き、奥さんが2番目、3番目に下の子、最後が私。上の子は見える範囲で結構遠く、奥さんも割と遠い。下の子と私はくっついて登る。みたいな構図が完成。
実はここまでで結構疲れます。この3倍くらいの距離があると思うと・・・
白蛇弁天~弁慶茶屋跡地
ここの標準タイムは50分(1.4km)ですが、60分かかりました。
大きな石がゴロゴロしているところを登るのが結構つらいです。
一歩を大きく振りだすのと、脚を上にあげなくちゃいけないので結構疲れます。
基本林の中を黙々と登るだけです。
コース幅が広いところもあり、自分で登る石を決められますが、登るところを間違えると小学1年生だと厳しいくらいの大きな石がたまにあります。
弁慶茶屋跡地
13時頃にようやく弁慶茶屋跡地に到着。
標準タイムは登山口からここまでで70分ですが、90分かかっています。
時間ももう13時ということでお昼ご飯にしようと思ったら筑波山登山道は火気厳禁。子供たちは菓子パンだったのでモグモグできましたが大人二人はカップラーメン食べれず・・・調査不足でした。
小学1年生の下の子は弁慶茶屋跡地に到着するちょっと手前から疲れが見え始めていたのでちょうど良い休憩ポイントでした。
ここで休憩している人が結構多くいました。
弁慶茶屋跡地~女体山頂
標準タイムは40分(0.8km)。弁慶茶屋跡地までは50分(1.4km)だったので、今回は距離が短いが時間がかかることから結構急な道であることがわかります。
ですが、ここからは色々と見どころがありながら行くのでこれまでよりはちょっと楽しいです。
武蔵坊弁慶が岩が落ちそうで7回通るのをためらったと言われているらしい。また聖と俗を分ける門とも言われているとのこと
弁慶の根性を疑いながら通り過ぎると高天原到着。
ここには稲村神社があり天照大神が祀られています。
「高天原」は古事記で天上世界となっており、日本にいくつかこの名を関する地名が残っていて、ココ茨城もその中の一つなわけですが、高天原は茨城説を唱えたのは江戸時代の人なので弁慶の根性を疑うよりもっと疑ってもいいくらいです。
このあと「母の胎内くぐり」「国割石」「出船入船」「大仏岩」「北斗岩」がありますが、正直一番初めの弁慶七戻が一番です。
はじめがピークであとはビックリ力は落ちていくように感じましたが、これは最後の方で疲れがピークだからそう感じたのかもしれません。
山頂付近は石がゴロゴロしてて鎖があるところが数か所あります。
ようやく女体山頂に到着したのは14:00。11:30から登り始めたので2時間30分かかりました。
標準タイムが1時間50分なのでお昼ご飯を挟んでいることを考えるとそんなもんかなと言ったところです。
登っているところはかなり人は少なかったんですが、女体山頂(877m)はどこから現れたんだと思うくらい人がひしめき合っていて、頂上の山頂標識の写真を撮るのも苦労しました。
山頂には茶屋が1件だけありここでなぜかガマ油を購入。
なんで筑波山でガマ油が有名なのか帰ってから調べてみたので要約
四六のガマとは、前足の指が4本、後ろ足の指が6本のガマガエルをさしニホンヒキガエル(アズマヒキガエル)のこと。昔はガマの膚腺の分泌物である蟾酥(せんそ)を使っていたが今は規制のためつかわれていないとのこと
女体山頂~筑波山頂駅
ここの標準タイムは15分。女体山頂にいた人たちの多くはロープウェイで筑波山頂駅に来て女体山頂に来ているので、このコースは割と人が多いです。
これまでに比べたら格段に歩きやすいので、ついつい山道の写真を撮るのを忘れたまま筑波山頂駅に到着。
ここでようやくトイレに行けると思ってトイレを探したところ・・・
筑波山頂駅のトイレ建替え工事中で仮設トイレがズラリと並んでいました(2022年3月)。
泣く泣くトイレを我慢しましたが、山頂でとりあえずソフトクリーム(400円)はシッカリ食べる。
しかし、この時ケーブルカーで降りたところにある売店でソフトクリームを買えば280円であることを我々はまだ知らないのだった。
筑波山頂駅~筑波山神社
2時間30分かけて登った山がたった8分で降りられます。
8分・・・たった8分それだけですか・・・
ちょっと虚しい気持ちになりながら下山。
ケーブルカーの麓側の宮脇駅でようやくトイレに行けて満足したところ、目の前にドドーンとソフトクリーム280円の看板が!
しかも選べるお味もこちらの方が豊富。
あきらめの良い私は山の上で食べれたからいいかと思っていたところ、奥さんは480円も損をしたとのたうち回っていました。
そんなこんなでようやく筑波神社に戻ってきたところで衝撃の物がありました。
これがさざれ石か!
君が代を歌い続けてもう何十年・・・入学式と卒業式でしか歌っていませんでしたが・・・初めてさざれ石を見ました。
まさかこんな場所で「さざれ石」をググることになるとはと思いながら検索
小石の隙間を炭酸カルシウムや水酸化鉄が埋めることによりできた一つの大きな岩(巌(いわお))
ちなみに帰りのケーブルカーの8分で子供(小学1年生)はウトウトするくらいには疲れたようですが、問題なく登りきることができました。
上の子はしばらく山登りはやらないと言っていましたが、ファミリーキャンプで登山も面白いのではないでしょうか
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