ロマン溢れるマイナーズランプ(E.Thomas&Williams)

こんにちはロマンはどこですか?
ふじさんです。

 前回のマイナーズランプ(made in india)の改造に懲りてヤフオクで買ってしまいました。

歴史


付属説明書に多少の歴史が載っています

 もともとイギリスはウェールズで19世紀頃より工業が盛んで石炭、金、銀、銅、鉛等を産出してました。ウェールズがイギリス最大の炭鉱であったことは確かなようです。これらを採掘する坑道では灯が必要でロウソクやオイルランプなどを使っていましたが、採掘する際のメタンガス等の可燃ガスによる爆発炎上等の事故が起きていました。


 そこでClannyさんとDavyさんが基礎を作り、酸素濃度が薄くなると消える、そしてガス検知すると炎が大きくなるランプを作り鉱山の人たちが安心して働けるようになりました。実際はこのランプの発明により閉山していた鉱山が再開され事故の絶対数は上がったようです。事故の一因として当時のランプの堅牢性にも問題があった(壊れやすい)ようです。


 そんなわけでウェールズと鉱山がポイントなわけですが、

ウェールズの古名がcambria(カンブリア)
鉱山がmine(マイン)、鉱夫がminer(マイナー)

 というわけで「カンブリアンランタン」や「マイナーズランプ」と言われているわけですね。カンブリアは古名ですが、マインは一般的な単語であることからマイナーズランプという呼び名の方が一般的な感じですね。


マイナーズランプ

 現在見かけるものは下記の3社。全体的なデザインはどれも同じような感じです。


JD Burford(金属加工会社)

・E.Thomas & Williams(1860年からの老舗)

・HockleyLamp & Limelight Company(お土産用のレプリカ)


 これはもうE.Thomas & Williams一択になりましょう(金額次第ですが)。老舗に惹かれる権威に弱いふじさんです。


E.Thomas & Williams

 E.Thomas & Williamsのランタンは基本的にサイズが二つあるようです。通常サイズは26cm程度。ミニでは18cm程度のサイズになっています。パズーはそんなに大きいの持ってなかった小さいは正義の私としてはミニです。迷いません。


 色は黒とかステンレスとか銅等がありますが、当然オールブラスでしょう。パズー的に。


 普通サイズはまだ販売しているようなんですが、ミニはもう作られていないようです。ロマンに目がくらんだ私は仕方なくヤフオクでポチリとしましたよ35,000円。


開封

 早速ばらしてみましょう。

手でばらせるところまで

 ばらしてみましたが、比較対象がないので部品が足りているのか不足しているのかはさっぱりわかりません。ハッハッハ!仕方がないのでネットで少しだけ調べてみました。

・ミニは各個体で形状が少しずつ違う

・グローブの上にネットがついてたりついてなかったりする

・通常版と違いグローブ固定がされていないものもある

 どうやら大まかには足りている様子ですね。


点灯

 点灯させてみましょう。我が家では燃料灯油化計画が進んでいるため燃料は灯油。調べてみると灯油は煤が凄いのでやめた方が良い、代替品で100円均一でベビーオイルが良いとの情報発見。
 ぬるい、こんなぬるい発言で私をガッカリさせないで欲しい。世の中多少煤が出るのは当たり前ですね。我々はキャンパーです。少々の煤程度で何を気にしているのか。我が家は灯油で行きますよ。
 さて点灯。


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くらぁ~い!とってもくらぁ~い!
こんなんじゃ本も読めませんな。蛍をビニール袋に入れた方が
ロマンがあるからいいと思います。ゆらゆらと揺れる影が素敵です。本当です。信じてください。

この影がユラユラと揺れます
ミニに照明としての実用性はほぼありません


マイナーズランプまとめ

 早速我が家の奥さんに見せたところ
「暗い、点灯してても意味ないんじゃない」
「大きいのもあったんだけど、ロマンとか、パズーが
「なんでそっち買わないの?」
「・・・・」(←35,000円もしたのでちょっと後悔パズーが心の支え)
 我々の間でロマンを共有できないようです。


 そんなわけで数時間点灯させたあと消したのですが煤が凄いんです。分解すると煤が固形になって落ちてくるんです。みんな!灯油は失敗です。やめた方が良いですよ。

灯油燃料ではちょっと点灯するとこれです
燃料はレインボーオイル。最低でもベビーオイル。灯油はやめましょう