Milestone 距離センサーとモーションセンサーはどっちが良いか(キャンパー的に)
7月もキャンプに行けそうにないふじさんです。
こんにちは
キャンプにヘッドライトは必須なんです
キャンプにヘッドライトは必須なんです
もともとソロキャンプを始めたのは20年近く前なんですが、この時はまだLEDなんてありませんでした。当時はママチャリダーだったので荷物の制限も厳しかったのでランタンなんて持っていけなくてヘッドライトが全てでした。懐かしいのでちょっと当時のヘッドライトを出してみました。
当時はメーカーなんて考えていませんでしたが、出してみるとロゴスの製品でした。LEDライト主流の中でこんなライトを後生大事に持っているのは私くらいかと思います。今はランタンがないと暗くて不便で仕方ないのですが、当時はこれ一つで夜を過ごしていてもそこまで不便さを感じなかったのが不思議です。言いたいのはヘッドライト一つあれば最悪なんとかなるということです。
ヘッドライト
メーカー
ヘッドライトのメーカーですが、PETZL、BlackDiamond、LEDLENSER等ありますがこの辺りはお値段もそこそこなので軟弱キャンパーの私は避けてしまいました。マイルストーンやジェントスもお値段的にやさしいのですが性能や信頼性は知っての通りです。
PETZL | フランス | 1975年設立の登山用具メーカー |
---|---|---|
BlackDiamond | アメリカ | 1989年設立の登山用具 |
LEDLENSER | ドイツ | 1993年懐中電灯から始まった企業 |
MileStone | 日本 | ライト・ランタン・アウトドア用品で2014年設立。 |
Gentos | 日本 | 1978年創業。言わずと知れたメーカー |
照度
ザックリいうと100lm(ルーメン)以上は夜間行動で必要とされる照度と言われていますが、明るければ明るいで使うに困りません。ただ、キャンプみたいな密集したエリアでの高照度は場合によっては迷惑になるので、調光で照度を落とせるものが良いと思います。いずれにしろ最近の商品は100lmを超えるものが多いのでそんなに選ぶのに困らないです。
ちなみに前出の私の20年前のヘッドライトですが、照度の表記はありませんね。昔はそんなもんですね。
~50lm | 一応持ってます的な念のための持ち物 |
---|---|
~100lm | 身の回りの作業のみの泊りのキャンプ |
100lm~ | 夜間行動しますよ |
防水機能
キャンパーの場合は水中活動しないので台風時に壊れない程度の性能があれば大丈夫だと思います。
よくある表示の「IPX4」等の表示について。まずIPについてですがIP=International Protection」の略で国際規格です。
〇は防塵性能で、性能なしは「X」で0~6の評価。数字があがるにつれて性能アップ。
△が防水性能で性能なしは同じく「X」で0~8段階の評価。
つまりよくあるIPX4は「防塵性能なし、防水性能4」ということです。
ランク | 防塵性能 | 防水性能 |
---|---|---|
0 | 無保護 | 無保護 |
1 | 直径50mm以上の外来固形物から保護 | 鉛直に滴下する水滴に対して保護 |
2 | 直径12.5mm以上の外来固形物から保護 | 15度以内で傾斜しても鉛直に滴下する水滴に対して保護 |
3 | 直径2.5mm以上の外来固形物から保護 | 鉛直から60度以内の噴霧水に対して保護 |
4 | 直径1.0mm以上の外来固形物から保護 | いかなる方向からの飛沫から保護 |
5 | 粉塵の侵入防止。若干の侵入があっても正常運転 | いかなる方向からの直接暴噴流から保護 |
6 | 粉塵が内部に侵入しない | いかなる方向からの暴噴流の水から保護 |
7 | —- | 規定の圧力及び時間で水中に浸漬しても影響を受けない |
8 | —- | IPx7より厳しい条件下で継続的に水中に沈めても有害な影響を受けない |
マイルストーン
MS-B2
これはファミリーキャンプを始めるときに購入したもので現在は廃盤(後継機種はMS-B5)。これは電球色のLED(当時はLEDの電球色が少なかった)であること、モーションセンサーでon/offができることが気に入って購入しました。ご飯を作って手が汚れていたりする時に便利です。しかしながら別に手でなくても反応するため、狭い空間でライトの近くに壁などがある場合反応して消灯します。狭いテント内で使うと不意に消えたりするのでちょっと困りものかもしれません。
しばらくうちの奥さんからヘッドライトとか大袈裟すぎとか笑われていました。しかし、実際に使わせてみたところ非常に便利だということで新たにMS-B6の購入となりました。
MS-B6
こちらはMS-B5とはちょっと違うものを買ってみようということで、距離センサー機能を目的に購入してみました。一応商品説明ですが「遠くを照らす際は柔らかい電球色、手元を照射する際はワイドな白色LEDで自動切り替え照射」との記載です。
MS-C2も軽く頭をよぎりましたが、明るさやその他機能と引き換えに重さが97g→267gと大分重くなるのでやめました。
距離センサーを使ってみると遠方がメインライト、近距離がサブライトに切り替わります。切り替わるタイミングは1秒程度のタイムラグがあります。よくよく考えてみると夜中に遠くを見たり近くを見たりといった行動をあまりしないことに気が付きました。
性能
モーションセンサーと距離センサーの機能の違い以外はほとんど差がないですね。
ランク | MS-B2 | MS-B6 |
---|---|---|
使用光源 | 電球色LEDx1,白色LEDx2 | 電球色LEDx1,白色LEDx2 |
明るさ | 160lm | 220lm |
電池寿命 | 10%照度で45時間 | 10%照度で45時間 |
防水 | IPX5 | IPX5 |
照射距離 | 70m | 70m |
重さ(電池含む) | 97g | 97g |
電池 | 単4×3 | 単4×3 |
定価 | 5300円 | 4500円 |
比較
それでは実際にライトをつけてみましょう。30cmの白紙を置いて色をフォトショップで測ってみました。
下段のライトをフォトショップで色を見てみました。
HSB | MS-B6 | Logos | MS-B2 |
---|---|---|---|
H色相 | 60 | 29 | 93 |
S彩度 | 4 | 28 | 9 |
B明度 | 94 | 71 | 90 |
明度を見るとやはりB6が一番高いですね。データ通りの結果でした。しかし、B2と比較しそれほど大きい差があるように見えませんね。
それにしてもこのロゴスのヘッドライトでなんとか夜を過ごしていたなんて今思うと頑張ってたんだな自分。今はもうできません。
まとめ
距離センサー:普通のキャンプをしている限り有効に使えるときはあまりないかもしれません
モーションセンサー:少しは使う時があるかもしれませんが、狭いテント内では壁に反応して消えたり点いたりです
また、MS-B2とMS-B6の明るさが確かに違いましたが、後悔するほどの差は生まないと思います。
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