REVOハンマー1年使ってみた!

こんにちは。年明けてからキャンプに行ってないんですが、道具だけは無駄に増えていくふじさんです。

ペグハンマーの必要性

 まずテント買ったときに付属しているプラスチック製のハンマーは使わない方がいいですね。キャンプを少しやった方なら多くの人がそういうと思います。必ずしもペグハンマーかというとそうでもなく、普通に日曜大工のハンマーで十分かと思います。
 どこが違うかと言われると私も正確にはわかりませんが、打撃する部分の面積がペグハンマーの方が広いです。ハンマーの逆側(よく釘抜がついてるところ)はペグハンマーではペグを抜きやすいような加工がしてあります。また、打ち付ける相手もペグと釘でサイズが全然違うため、柄本体や柄とハンマーの接続部はペグハンマーの方が強靭になっていると思います。

 このことから「ペグハンマーはペグを思いっきり打ち付けない」「ハンマーを使わずにペグを抜く」この二つに気を付けている限りは日曜大工のハンマーで十分かもしれません。

・ペグをガツガツ打ち付ける場合はペグハンマー
・ペグハンマーを使ってペグを抜く場合はペグハンマー

ペグハンマー

 一般的なペグハンマーでは下記のものが有名です。

メーカー 重量 価格
SnowPeak
PRO.C
670g 6,200円
SnowPeak
PRO.S
650g 3,900円
村の鍛冶屋
ペグハンマー
550g 5,616円
Coleman
スチールヘッドハンマーⅡ
データ無 6,164円
Coleman
ペグハンマー
560g 2,255円
Logos
パワーペグハンマー
680g 4,300円
Ogawa
アイアンハンマー
580g 2,200円
Uniframe
REVOハンマー
700g 5,000円

REVOハンマー

 REVOハンマーを買ってみました。そもそもペグハンマーの見かけ上だけの話で言うとそこまで違いがあるように見えません。ハンマーに絶対的に必要な頑丈さは使ってみないとわからないので、そこはメーカーへの信頼で選んでみましょうw。
 それではまずはREVOハンマーを見てみましょう。

グリップが長めにとられてます

引き抜く部分は板状になってます

すっぽ抜けないようにグリップエンドに返り

 そこでこれを買った理由はこんな感じです。

・ペグの泥落としがついてる
・ペグ修正用の穴がある

 ついつい使える使えないに関わらず機能がついているとフラフラと吸い寄せられる私なわけです。へへへ・・・。


他にはない機能1

 ペグの泥落とし。私はペグ袋が汚れたりするのが嫌なので、基本テントをたたむときにペグは全部雑巾で拭いています。このREVOハンマーの泥落としで一旦泥を落とした後で拭く・・・やらないですね。そのまま初めからペグを拭いた方が早いです。私には必要ない機能でしたw。
 しかし、ペグなんていちいち拭いてられるか!ってな感じの人には有用かもしれません。REVOハンマーを使ってペグを引き抜いた後に同じくREVOハンマーでサッと泥を落としてペグをしまう。使えるかもしれませんね。

他にはない機能2

 ペグ修正用の穴がある。断面が〇のペグが曲がった場合に修正ができます。ペグが曲がることは今まで何度かありましたが、たいていの場合は叩いて修正でほぼ間に合うと思います。個人的にはあってもなくても困らない機能なわけですが、同じ重量ならないよりある方がいい!八ハッハッ

使用して1年

 持ちやすいです。ゴムのグリップが割と長めについているので力のない人が短めに持ってもゴムのグリップ部を持てるのですっぽ抜けが起きにくいのではないでしょうか。それこのグリップにはペグ打撃時の衝撃を多少和らげる効果もあるかもしれません。今後加水分解でグリップがベタついてくるかもとちょっと心配もあります。


 ハンマーとしての頑丈さですが、キャンプに行ったときは毎回エリッゼステークをステークをぶっ叩いていますがハンマーヘッドと柄の付け根は特にガタは来ていません。打撃面も特にダメージはありません。

打撃面に特に凹みありません

 壊れそうな感じは全然していませんがペグ引き抜き用の部分が多少ガタついています。固定はリベットでされているのですが、これはひょっとしたら購入当初から多少ガタついていたのかもしれません。

ペグ引き抜き部分が多少カタカタ動きます

まとめ

 このサイズのハンマーは頑丈さが同程度とすると、初見で差別化をはかるのがなかなか難しいと思います。頑丈さは比較するのが非常に困難なので、SnowPeakや村の鍛冶屋、コールマン等有名メーカーのハンマーの頑丈さ(信頼性)については同程度あると考えるとして、このREVOハンマーが他と差別化されているのはグリップ形状と上記の特有機能にあると思います。特有機能にそこまで有効性がないと考えると、グリップ形状がポイントになりえます。力のある男性はハンマーを短く持つことがあまりないと考えると、短く持てるグリップの有用性は女性にありそうです。

・グリップが大きいので力のない人でも持ちやすく取り扱いやすくすっぽ抜けにくい
・ハンマー本体の頑丈さも問題なさそう(有名メーカーですし)
・特有機能(ペグの泥落としや修正)はあまり使わないけどないよりある方がいい