パンダTCにフルインナーテントを!

パンダTCにフルインナーテントを!

こんにちはふじさんです。

3月にパンダTCでファミキャン(大人1人、子供2人)行ってから、子供二人連れて行くだけならPandaTCで十分なことが分かりました。
 ⇒ソロキャンプ道具でファミキャンに行ってみた!at アスパイヤの森

しかし問題は3月なら虫がいないのでインナーテントなしでも過ごせるが、春先から秋までは虫対策として絶対にインナーが欠かせない

初めインナーテントを自作するか迷いましたが、構想から完成まで1年くらいかかりそうなので、既製品でピッタリサイズを探してみることにしました。

欲しいスペックと検索結果

1. 夏を想定しているので、基本はメッシュで良い。
2. PandaTCピッタリサイズ
3. エアマットが入る

以上の3点。
パンダTCは270cm x 270cm x 170cm(高さ)
エアマットはサイズ色々と思いますが我が家はColemanのエアマットは255cm x 189cm。

色々書きましたが、インナーテントの具体的な平面サイズは255~270cm、高さは170±5cm。



しかしこれがないんだな!

近そうだったのが「モスキートネット4人用」とか・・・
サイズは240cm x240cm x 150cm。

う~む・・・と思いながら探したのがローカスギアのフルメッシュインナー


ローカスギア Khafra HB フル・メッシュ・インナー

これです。
ローカスギア Khafra HB フル・メッシュ・インナー

サイズ

平面サイズは245cm x 245cm。高さはジャストサイズの170cm。

ただ、お値段が高いのが最大の弱点

どれくらい高いかと言うと、パンダTC本体のお値段と同じくらい。そんなわけでヤフオクとメルカリを物色し発見しました。


直径15cm程度

長さ30cm程度

これが凄く軽い。パンダTCのスタンダードインナー1.18kgに対し、570gとパンダTCの半分の重量です。
ただ、生地も薄いため取り扱いに気を付けましょう。

これの最大の弱点は、このインナーが吊り下げ式ではなく、内部からのポール支持が必要なことです。


吊り下げ用のループを設置

そこで!裁縫の始まりです。

手持ちのバックルでパンダTCのバックルに適合するものがなかったので、スタンダードインナーの購入で使わなくなったパンダTC標準のメッシュインナーのバックルを頂戴することにしました。

まずはローカスギアのフルメッシュの頭頂部を解体。
どうでも良いコメントかもしれませんが、バイアステープが超人的な精度で縫われていることに驚きです。このローカスギアの縫製能力高いです。


バックルとテープを入れるため頭頂部の糸を切断

バイアステープの糸を中心で切断し、糸を結べて吊り下げループを設置できるくらいまで縫い目を後退させます。

補強用の布も2枚が縫い付けられているので同じように解体し処理。

次のPPテープを縫い付けるときにちょっとトラブルがありました。布がちょっと強力で自動糸調子のままだと上手く縫えませんでした。


取付完了

テントの内側はこんな感じ


フロア

生地の薄さから言っても、グランドシートが必須です。
また、耐水性は全くないのでそこそこしっかりしたグランドシートじゃないと雨天時に水が軽く染みてくるでしょう。


床が透けて見えるほど薄い

ちなみに試しにPandaTC純正のフルサイズグランドシートを使ってみたんですが、地面からの湿気で湿りました。

まとめ

2023年10月現在、パンダTC専用フルインナーが出てないので、ローカスギアかモスキートネットを改造するのが一番手っ取り早いと思います。

しかし、どっちにしろちょっと裁縫ができないといけないので、奥さんに頼むか気合で自分で作るかしかないです。

まぁ多分PandaTCでファミキャンをするような人はほとんどいないと思うのでほとんど需要はないと思いますが!