簡易クーラーはどの程度冷えるのか!?
マイファミリーが夏キャンプを嫌がるので対策会議中のふじさんです。
こんにちは。
簡易クーラー?工作
簡易クーラー?工作
そんなわけで夏のテントでひょっとしたら使えるかと思い、ネットで見た簡易クーラーを作ってみることにしました。材料は発泡スチロールボックス(400円)、デスクファン(1500円)を新たに購入。保冷材は手持ちのものを使用しました。
それでは早速工作してみましょう。
角形の扇風機が欲しくて近くのホームセンターで探しましたがこれしかありませんでした。電池駆動、USBバッテリー駆動、アダプタ電源駆動も使えるのでまぁ便利かなと。これは流石に工作せずにそのまま使います。
発泡スチロールは先ほどのデスクファンが納まるように切り、上部に穴を開けました。送風に比べて給気孔が小さすぎる気がしますが、とりあえずこれで良しとします(適当)。工作時間は5分程度です。
この加工した発泡スチロールの箱に保冷剤(ロゴス氷点下)を二つ投入、お互いが倒れないように固定し工作完了。
テスト1
とりあえず電源を入れて回す前に、扇風機の風の温度を調べてみます。扇風機の風で涼しく感じる仕組みは身体の表面に自分の体から発する熱の層を風で吹き飛ばすことにより涼しさを感じる。と学生時代に教わった記憶があります。つまり扇風機の風は冷たい風ではなく室温とあまり変わらないはずです。まぁ冷媒がないので当たり前なんですが。
結果室温と大して変わりませんでした。ここで先ほど加工した簡易クーラーを起動させてみます。まずは風量大からテスト。
結果、室温より4度程度低い風が・・・次に、風量小にするとボックス内を通る速度が遅くなるので熱交換時間が長くなるのでもう少し低い温度の風が来るのではないかということで実験!
0.5℃吹き出し温度が下がりました。ある程度予想通りの結果です。まぁこんなもんでしょう。
テスト2
次は我が家の2階の小さなウォークインクローゼット(3.65㎡)に設置してみて温度が下がるのか試してみました。テストは以前使ったデータロガーを使って5分毎の温度を計測してみました。
⇒Klymit INERTIA-O zone-は寝袋の中か外か!?
結果1℃しか下がらないんです。しかも持続時間も1時間程度、頑張って3時間。それを過ぎればただの扇風機と化します。
まとめ
この発泡スチロールサイズ(15cm × 21cm × 17cm)と倍速凍結・氷点下パックM(19.6cm × 13.8cm × 2.6cm)×2枚では暑さはまるでしのげませんでした。
テントで使うつもりならもっと大きいサイズで大量の保冷剤または氷でやりましょう。ただ、手元に置いて自分の顔に向ける等局所的に短時間使うなら使えると思います。
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