ロゴス合体できるスキレットが・・・レビュー

ロゴス合体できるスキレットが・・・レビュー

二年ぶりぐらいに夏キャンプ行くことになったふじさんです。
こんにちは

ちょっと面白そうなので昨年に買ってみたので使用感をレポートします。

合体できるスキレット

 商品コンセプトは面白いので好きです。
 浅型のスキレットと深型のスキレットがあり、どちらか一方がフタになる。フタとして使わなければ、それぞれをフライパンと鍋として使える。ギミック好きな人がウッカリ手を出してしまいそうなコンセプトです。さらに取っ手が取れるようになっているので収納も便利。サイズ的にはファミリーは少々きついかと思いますが、ソロキャンプでは十分なサイズ。
 そもそも、ユニフレームのダッチオーブンを持っているのにウッカリ私も手を出してしまいました

良いところ
・取っ手が取れて収納に便利
・各々がフライパンと鍋になっているがお互いのフタになる

合体できるスキレットM


浅型スキレット

 浅型のスキレットでソロキャンで常用するにの大きさ的には丁度良いのですが、ちょっと重いのでオートキャンプじゃないと持てないです。前述したとおりの利点があるのですが、使い難い原因としてフライパン底のポツポツがあります。これのおかげでフライ返しが使い難いわけです(我が家の奥さんにウケが悪い)。


付属のハンドル

ハンドル取り付け部

 ちなみにこのハンドル形状というかはめ込み方のために、スキレット内の液体をカップ等に入れようとスキレット毎傾けると取っ手がスキレットから外れそうになるので危ないです。

合体できるスキレット深型M


深型スキレット

ハンドル部分

 深型スキレットは鍋底が平らです。また、浅型のスキレットと違い、取っ手の取り付け部分の形状が左右で異なります。サイズ的に丸鳥一羽は入らない感じ、ソロで使うにはちょっと大きい。ファミリーで使用するには小さい。デュオならちょうどいい感じかもしれません。

合体できるスキレット合体!


合体したところ

 これがちょっと問題なんです。ユニフレームのダッチオーブンは蓋がキッチリしまってガタつきはないのですが、この合体できるスキレットはガタつきます。これだけガタつくとウォーターシールはかかりませんな、という感じです。

ウォーターシール
鍋本体とフタの隙間に水分が入り込み、鍋とフタがピッタリと閉じる。この水分(水の膜)がウォーターシールです。これにより水分の過剰な蒸発を避け、栄養や旨味などを閉じ込めることができます。

 浅型のスキレットを平らなところに置いてみると僅かですがガタついているのがわかります。これはひょっとして不具合品かと思い、商品を送付してロゴスに確認して貰ったところ・・・

多少のガタつきは仕様です(ロゴス)

 ですと。というわけで、この製品は使えないほどではありませんが、加工精度がよろしくないので心して購入するようにした方が良いです。ちなみにロゴスの対応は横柄なところはなくシッカリと対応して頂いたと思っています。ただ、ホントに加工精度が出てないだけだと思います。


鍋のフチ

 この鍋フチも少々気になるところです。合体して使うとき、通常はフライパンをフタにして上図のように使うと思います。フライパンをフタにすると鍋の蒸発した水分がフタ(フライパン)の鍋内側につき側面へと流れそのまま外へ垂れていく。よってフライパンをフタにすると水分は外へ逃げていく
 反対に鍋側をフタにする水分は鍋にまた戻っていきます。オカシイ・・・。
 そこでスキレットと言えばロッジが有名であり、ロッジのフタを確認してみると、フタの裏(鍋内側)に突起があって蒸発しフタ裏についた水分を突起から鍋中へと戻すようになっています。このロゴススキレットフライパン側の内側の邪魔なボツボツはそういうためにあったんですね。
 それにしても側面までいった水分は外に流れ出るしかないのが少々問題であることに変わりありませんが。


深型をフタにしてみた

まとめ

 個人的には面白いものなのでもうちょっと使ってみようかと思います。

良いところ
 ・合体するコンセプトは面白い
 ・サイズ的にソロには良い(重いですが)
 ・二つあればとりあえず色々できる
微妙なところ
 ・浅型の鍋底が平らではない
 ・ファミリーで使うには小さい
 ・加工精度で良くないのでガタつく
 ・傾けると取っ手が外れるかもしれない
 ・鍋とフライパンを同時使用すると蓋がない(当たり前)